赤い鈴

2004年5月12日
夕暮れ遠くに伸びる長い二人は闇を真似追いながら
手をつなぐだろうと鳴る 小さな小さな鈴の音
一様に並んでくあの後君と一緒になるよ
『りんりりぃん』響く小さな小さな音

顔出す彼はお願いする
「君は僕が居なくても平気ですか」
空を翔けるその手から漏れてくる同量恵みの目
とても汚く色した吐き気を催すその汚れに
『りんりりぃん』響く彼女の鈴の音
白装束の老婆背で笑う
そうさぺろりと舌だしながら

右手は空へ左手は海へ捨て
いっぱいその天仰げよと
あげつらうカラスたちは逃げ出せ
共存と並ぶ派手な理想と幸せは
もう二度と目的も無く燃える
耳元で囁く
「鬼さんこちら、手のなるほうへ」
白雲消えて行く

「嘘をつく貴様等の舌なんてちょんぎって捨ててやる」
ずっと待つんだ彼を待つんだ
「見えぬ、聞こえぬ、何も無い方が良い」と笑う
金魚鉢に映る彼女はじょろじょろ流れる

「お元気ですか?」
彼女の手紙 ある日を境に途絶えた
何度とあまねくお空に鳥が風を連れてきて
誰も言えないあの孤独知っていいの?
あの日の空へ影を伸ばす事はないでしょう鈴は鳴り響く

「僕は帰ってきたよ」
ガラスの剃刀を持ちて言いきる
彼は走り出だす如く涙途絶えてスッと扉は消えた
そこには彼女の時を乗せた鈴が鳴る木が

はい、今回のドラム10thにはいってるあさきの新曲です!
正直ミミコピなのであってないと思います(ぇ
ちゃんとわかり次第もう一回UPする予定(ぇー

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索